今までそこまで触れられる事のなかったワード、人妻、不倫、割り切り、浮気などという言葉。最近だと、人妻の不倫に注目をおいているドラマなども放送されるなど、実際に裏側で行われている不倫や浮気、割り切りなどの既婚者の行動が注目されている。
上戸彩が不倫妻を演じる『昼顔』や、井浦新が人妻の稲森いずみに恋をする『同窓生』など、「妻の不倫」を題材としたドラマが世間を にぎわせている。しかし、バレればその代償は大きい「不倫」。そのリスクを背負ってまで彼女たちが不倫に踏み込んだ理由とは? 初不倫体験をセキララに告 白してくれた。
◆見知らぬ土地で通院先の主治医と……
●福田美和子さん(仮名)28歳
夫と職場で知り合い「実家の商売を継ぐことになった。ついてきてほしい」とプロポーズされ、夫の故郷に嫁いだ美和子さん。
義理の両親と同居のうえ、見知らぬ土地で家事や育児に追われる生活で鬱っぽくなり、1年前から心療内科に通うようになった。
「病院に行けと言ってくれたのは夫だけど、心配というよりは厄介払いしたいように見えて、ますます気持ちが沈みました」
そんな状況で、美和子さんは通院していた主治医の男性(36歳・既婚)に心を奪われていった。
「彼とはカウンセリングの名目で食事や外出を繰り返すうちに心も体も親密な関係になりました。最初は彼に対する気持ちは依存か現実逃避なのかなと思ってい ましたけど、お互い家庭があるというタブーを冒しながらも離れることができなかった。それで『これは恋なんだ』と自覚するようになりました。彼は誰よりも 私のことをわかってくれるし、私はそんな彼を誰よりも信頼しています」
精神的に落ち着いたことで通院はやめたが、彼との関係は継続中。
「夫にはバレてません。髪形を変えても気づかない鈍感さに昔は腹を立てましたけど、今は逆にありがたいですね」
◆パート先の頼れる店長に心変わり
●徳井亮子さん(仮名)25歳
小学校の同級生と20歳でデキちゃった結婚した亮子さん。
「夫は中身が幼ないんです。子供が熱を出して、私が看病をしていると『俺のときはしてくれなかった』とグチったり、毎朝のように『俺のサイフとケータイどこ?』と聞いてきたりで、うんざりです」
そんなさなか、不景気で夫の収入が減り、2年前からファミレスのパートに出ることに。だが、若くて美人な亮子さんは、パート先でイジメの対象にされてしまう。
「勝手にシフトを入れられたり、ミスを押し付けられたりしました」
この状況にやむを得ず、亮子さんは店長(32歳・独身)に相談。
「彼は『気がつかなくてごめん』と、すぐに話し合いの場を設けてくれ、イジメはなくなりました」
これをきっかけに亮子さんは店長に好意を抱くようになった。
「それからも私が困っていたりすると『何かあったら言って』と気遣ってくれる彼の優しさや思いやりに魅かれました。時間を見つけては二人でこっそり会うよ うになって深い仲に。夫は私に『なんでもしてもらう』のが当然という人なので、本当は彼のような頼れる男性と結婚したかったというのを思い出してしまっ て……」
頼りにならない旦那より、頼れる男に心の隙間を埋めてほしいようだ。
<ILLUSTRATION/Olga Galeeva>より
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